エッセイ

エッセイ

走ることについて語るときに僕の語ること( 村上春樹/文藝春秋)

これは別にマラソン本で、走ることは素晴らしい(もちろんそうだが)と語っているものではない。 走ることを通じて、彼が本能と経験を通じた考えが書かれている本だ。
そういう意味では、彼がこの本で書いてあるとおり、エッセイではなく、メモワールという表現がぴったりなのだろう。(ジャンルでわけることはあまり意味が無いが)

エッセイ

転がる香港に苔は生えない (星野博美/文春文庫)

「転がる香港に苔は生えない(星野博美 著)の読書感想文。返還期の香港にまさに入り、感じたことを赤裸々につづる筆者。変わり続ける香港がもしかすると止まるかもしれない返還。これまでの香港に「慣れる」ために、様々な人の話をきき勉強していく筆者。なれるためには今まで生きてきた自分の魂を変化させていくことだ。香港人に戸惑い、傷つき、慰められ、笑顔にさせられ、結局自分のルーツである日本人であることを「誇り」とし、閉じこもった世界で持つ誇りに意味はなく、広い意味で国際交流しての「誇り・矜持」ならば大切であることに気づく。
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